藝祭とは?
夏の終わりに、かがやける場所。 学生主体の大学祭、光る原石たちの芸術祭、はたまた上野を盛り上げる地域祭… 藝大生の日々の成果を披露する場でもあるこの祭りは、なんと今年で70回目を迎えます。 「たった三日間」かもしれない『藝祭』で、今年もさまざまなドラマが起こることでしょう。 力のこもった演奏会や、創造性あふれる美術作品の数々をはじめ、 毎年一年生の手により作り上げられる御輿や法被、あちこちで突発的に始まる名物のサンバなどなど、 ここでしか観られない、体感できないものが沢山詰まった祭りとなっております。 また、御輿がまちを練り歩く姿や、学生が自ら制作した小物類が売り出される上野公園でのアートマーケットなど、 学内にとどまらない、藝大生の熱気を感じさせる多様なイベントが繰り広げられます。 あふれる歓喜と魅力、そして少しの狂気に誘われて、ぜひ藝祭にいらしてください。
テーマ「ねぇ、」について
メインビジュアル担当 すずき きえ
鈴木稀恵 (デザイン2年)
美術学部と音楽学部で構成される藝大の学生は皆、 各人の異なる魅力を最大限に発揮するため、日々の活動に精一杯取り組んでいます。 そんな美術・音楽学部の学生たちが互いに勇気を出して放った 「ねぇ、」から始まる表現の出会いは、 藝祭を訪れてくださったあらゆる人に熱として伝わるでしょう。 そうして伝わった熱は藝大の中から外へと広がり、 小さかった魅力のあつまりは我々がまだ知らない、さまざまなかたちへと発展していく。 藝祭がすべてのことのきっかけになれば嬉しい、 そんな思いが詰まった「ねぇ、」。
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