夏の終わりに、輝ける場所。
学生主体の大学祭、光る原石たちの芸術祭、はたまた上野を盛り上げる地域祭・・・
藝大生の日々の成果を披露する場でもあるこの祭りは、何と今年で72回目を迎えます。
「たった三日間」かもしれない「藝祭」で、今年もさまざまなドラマが起こることでしょう。
力のこもった演奏会や、創造性あふれる美術作品の数々をはじめ、
毎年一年生の手により作り上げられる御輿や法被、あちこちで突発的に始まる名物のサンバなどなど、
ここでしか観られない、体感できないものが沢山詰まった祭りとなっております。
また、御輿がまちを練り歩く姿や、学生が自ら製作した小物類が売り出される上野公園でのアートマーケットなど、
学内にとどまらない、藝大生の熱気を感じさせる多様なイベントがくりひろげられます。
あふれる歓喜と魅力、そして少しの狂気に誘われて、ぜひ藝祭にいらしてください。
2019年度藝祭テーマ
「カイマミ」
[垣間見]
ものの隙間からのぞき見すること。
古文では、ふと覗いた家の女性に一目惚れしてしまうこともあったことから、
しばしば「恋のはじまり」として用いられた。
上野の森の秘境の地、東京藝術大学。
その中で活動するのは、日々それぞれの芸術と向き合う藝大生たち。
でも実際、
どんな人がいるの?
何をやってるの?
など、まだまだ知られていないことも多いと思います。
少しのぞき見て、
恋してみませんか?
メインビジュアル担当
松下穂香(デザイン2年)