美術学部・音楽学部の学生が力を出し合い創り出す、藝祭の花形「御輿」。
その伝統を絶やすことなく、次の世代へ。
コロナ禍で以前のような大人数での制作が難しくなる中ら御輿創りの伝統を絶やさず、後世残し続ける事を第一に、今年度、私達は新たな試みとして過去の御輿マケット作品を3Dデータ化、御輿マケットグッズの製作販売を行います。
またいつか、藝大御輿が上野の街を練り歩く姿を皆様にお届けする事が出来る日を心待ちにしております。
コロナ禍によって通常の形式で行うことの難しい今年度の御輿を盛り上げるため、
オンライン藝祭にて歴代のマケット(2016年度~2019年度)を展示します。
現在、御輿のマケットは大学内に保存されてはいるものの、倉庫に眠っている状態にあるため、藝祭という機会において外へ出すと共に、これからのマケットの整備を行うきっかけとしていきます。
Webでの画像の展示に加え、2018年度、2019年度のマケット8体に関しては、3Dデータもオンラインで展示します。
また、この展示に並行して、アーカイブとしての図録制作、販売と、
マケットの3Dスキャン(2018年度、2019年度)、グッズ販売を行います。
各科から案を出し合い、投票で1つの案が決定!
その後ブラッシュアップを重ねて、イメージを固める。
マケットとは御輿の小さな模型のこと。
まずは仮マケットを作り、本マケット制作へ。
夏の間、御輿を作る拠点となるテントの設営をする。
風雨から御輿を守れる様に丈夫に作る。
御輿の主な素材は発泡スチロール。360度確認をしながら
電熱線やノコギリを使って加工していく。
ヤスリや、異素材を使用してディテールを詰める作業。
下塗り→本塗りの順に塗装していく。主に水性ペンキや
スプレーを使用し、御輿に命を吹き込む。
約20日間の作業で完成した御輿は、上野公園でお披露目される。
素材:紙
サイズ:はがき(148×100)
種類:2(いづれも5枚セット)
2018年度、2019年度の御輿マケットの各写真8種類と、
マケット展示を行う全体の俯瞰
素材:紙
サイズ:A5(148×210)
2016年度〜2019年度にかけての藝祭御輿のマケットについて修復を行い、アーカイブにした図録です。
*全体の俯瞰写真のポストカード付き
素材:レジン
サイズ:50mm×50mm×50mm程度、マケットの種類によって異なります。
種類:8
2018年度、2019年度の8体分の御輿マケットのミニチュアです。マケットを3Dスキャンしたデータを3Dプリンタで出力します。
※グッズの画像はイメージです。実物とは色味などの印象が多少異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。
※オンライン販売と現地販売では手数料の関係で値段が一部異なります。あらかじめご了承ください。